画像:WEB魚図鑑より(きくやの常連さん撮影)
はじめに
エイ類の中では、おそらく最も身近な存在の「アカエイ」。形はいかにも「エイ」って感じだし、時には大繁殖してニュースを騒がせたり、毒針の存在が男子心をくすぐってみたり。エイの代名詞的存在だからでしょうか、単純に「エイ」「アカエイ」と呼んでいるというコメントがありましたし、コメントが寄せられなかった地域でも多分そのように呼んでいるのだと推察しました。
寄せられた地方名
エイガンチョ系
エイガンチョ(福岡県南部、長崎県佐世保市、熊本県水俣市)、エガッチョ(鹿児島県阿久根市)
蓋(ふた)系
エブタ(三重県大紀町、和歌山県(他種を含む))、エビタ(三重県南伊勢町)、ナベブタ(鹿児島県屋久島、他種を含む)
その他
カスベ・カスペ(青森県、他種を含む)、ヌメヌメ野郎(埼玉県極一部地域)、アカマンタ(兵庫県)、ションベンタレ(山口県萩市須佐)、エイタン(山口県下関市、福岡県福岡市(他種を含む))、マエヒ=マエイ?(熊本県玉名市)
ちょっとだけ考察
エイガンチョ
「ガンチョウとは長崎では餓鬼や腕白者のことで、転じて毒針を持った厄介な魚の意味ですね」:ワダ セイヤ氏からのコメント。
エブタ
柄付きの蓋? :嶋田 春幸氏・田中圭氏とのコメントのやり取りから。
ションベンタレ
「アンモニア臭がするからですかね。」:久原 秀知氏からのコメント。
調理法あれこれ
「活締めであれば身、肝刺身で食べれます。 加熱であればムニエ、味噌汁、煮付け、煮こごりなどあります。」:高平康史氏からのコメント。
「こちらでは、刺身、洗い、煮付け、唐揚げなどなど、色んな食べ方が広まっていますよ。」:吉田 直樹氏からのコメント。
コメントしていただいた方々(Facebookにおける登録名そのまま、順不同)
入江 一輝さま、ワダ セイヤさま、日高 秀一さま、小林昂平さま、嶋田 春幸さま、久原 秀知さま、小野村 一人さま、高平康史さま、大澤風季さま、枦泰宏さま、川畑敏則さま、末廣 孝一さま、田中圭さま、黒木健介さま、吉田 直樹さま、中村 中さま、井料隼人さま 投稿者 土岐耕司 原文作成日 2023年1月17日 内容更新日 2023年1月18日 ※このページの情報は、Facebookグループ『WEB魚図鑑の部屋』に寄せられたコメントを基にまとめたものです。 WEB魚図鑑 アカエイ https://zukan.com/fish/internal151