沖縄で販売されているメカジキ(左)とクロカジキ(右)(坂下 光洋さん提供)
質問文
カジキという名のつく魚のなかでは、比較的広い範囲で親しまれている食用魚であるような気がしてます。 肉量は多いけど、身質が白っぽくて水っぽいという印象もあり、地域によって食味評価が分かれるのではないか、とも想像しています。 以下の評価方法でコメントいただければと思います。5段階評価は以下のような感じです。
★★★★★ 最高評価。文句なし。
★★★★ 非常においしく食べられる魚
★★★ 普通においしく食べられる魚
★★ 食べられるが、味はまあまあ
★ あまりおすすめできない
▲ 普通、食用としない (2025年1月26日)
上記質問に対するコメント者数は13、提示していただいた地域は11(重複あり)、★による評価数は16でした(集計は2025年2月7日)。
★の数
★★★★★ 3 (19%)
★★★★ 8 (50%)
★★★ 3 (19%)
★★ 1 (6%)
★ 1 (6%)
寄せられた★評価の平均は3.69でした。提示された地域は、北は宮城県から南は与那国島までと、広い範囲に及んでおり、メカジキが身近で重要な食用魚であることが想像できました。
調理方法
生食系(寿司・海鮮丼・刺身)が11、加熱系が14でした。それぞれの★評価を算出してみたところ、生食系は4.29、加熱系は3.88となりました。
生食系に関するコメント
「宮城県の気仙沼に行ったときのこと、観光市場みたいなところの飲食店に入りました。 完全に観光客向けの店って感じだったので、ほとんど期待していなかった(正直店選び失敗したかなとさえ思った)のですが、とりあえず気仙沼まできたので、メカジキ丼を注文しました。 ところがいい意味で期待を裏切って、非常に脂があり無茶苦茶美味しくてビックリしました😳」:Takeshi Katagiri氏からのコメント。
気仙沼のメカジキ丼(Takeshi Katagiriさん提供)
「宮城のスーパーだと時々腹身の部分が売っております。トロのような部分だと思います。刺身で食べましたが、非常に美味しかったです。」:松﨑 圭佑氏からのコメント。
「メカジキの身の色は白っぽいけど、寿司ネタにすると結構美味いです(自分がよく利用する横浜伊勢佐木町の回転寿司屋で使うカジキはメカジキです) また沖縄の南大東島や伊豆の八丈島、小笠原諸島の『島寿司』には醤油漬けにして鼈甲色に染まったメカジキの身を握る事も有りますね(勿論、他の魚も使う)」:田中 一嘉氏からのコメント。
「鮪船に乗船してた時 刺身 切り身にして 鮪ステーキみたいにして 料理長が出してくれました! 美味しかったですよ!」「刺身を 食べる時に マヨネーズ 醤油 に 一味 七味 わさび どれか混ぜて 食べると 美味しいです! 漁師飯星5以上です!」:Ookubo Hiro氏からのコメント。
「与那国島で食べた新鮮な刺身は絶品でしたが、内地では冷凍しかありませんし、パスタの具に使う程度です。」:大澤 建氏からのコメント。
加熱系に関するコメント
「気仙沼ではメカジキのしゃぶしゃぶやすき焼きが食べられるようです。」:Takeshi Katagiri氏からのコメント。
「ステーキが一番無難かなぁと 火を入れすぎるとパサつくので表面は強力粉振ってパリッと中はレアというか半生のような状態 またはレアカツのようにしたら美味かった」:木下潤一氏からのコメント。
「私が今でも記憶に残っているのは鉄板焼。 ほぼステーキみたいな。 噛み締めたときに口の中で染み出す旨味は期待を完全に上回るものでした。」:漆間 雅宏氏からのコメント。
「単純に塩焼きにしました。脂があって皮でも食味は★★★★。 今日は皮を茹でてポン酢で食しました(画像参照)お酒のあてに★★★★でした。この食べかたは元マグロ船員さんから聞きました(マグロの皮の利用法を応用してみました)。」:前田雅通氏からのコメント。
メカジキの皮ポン酢(前田雅通さん提供)
「浅草や人形町など下町の居酒屋さんで、炉端で表面を香ばしく焼いたカジキを好んでよく食べました。」:Kengo Kitamoto氏からのコメント。
コメントしていただいた方々(Facebookにおける登録名そのまま、順不同)
Takeshi Katagiriさま、木下潤一さま、田中 一嘉さま、漆間 雅宏さま、前田雅通さま、坂下 光洋さま、大澤 建さま、加藤 昇太さま、小川馨さま、松﨑 圭佑さま、Ookubo Hiroさま、Kengo Kitamotoさま、野間浩さま
投稿者 土岐耕司
原文作成日 2025年2月9日
※このページの情報は、Facebookグループ『WEB魚図鑑の部屋』に寄せられたコメントを基にまとめたものです。