海水魚

【マンボウ】その魚名を考える


画像:WEB魚図鑑より(コウヤマさん撮影)

そもそも「マンボウ」とは?

「「マンボウ」という名前が現在まで残った理由は定かではありませんが、名前の語源にはいくつかの説があり、「マン」は丸い、「ボウ」は魚を意味し、丸い魚という意味であるという説が有力です。」 https://www.icrc.aori.u-tokyo.ac.jp/teams/index.htmlQactionEcommon_download_mainAupload_idE3033#: (2024/4/2閲覧)

「マンボウは「満方」「円魚}が由来という説。これは満、円とも円いのマンから来たというもの。いかにもマンボウの特徴をいい表している語源です。さらに「方」「魚」はマンボウの「ぼう」かが訛ったものといわれています。また「万宝」という説もあります。これはお守り袋の万宝に見た目が似ているからという説です。」 https://www.divelite.com/molamola.html (2024/4/2閲覧)

「マンボウは「丸い魚←マルイオ← マンイボ←マンボ」の転呼と推考する。」 簑島良二 『とやまキトキト魚名考』 2010 北日本新聞社新書002

寄せられた地方名

キナンボウ(北海道厚岸町・広尾町)、クイサメ(富山県氷見市)、マンボ(三重県大紀町、佐賀県呼子町)、マンブ(長崎県壱岐市・平戸市生月島・雲仙市)

キナンボウについては、以下のコメントをいただきました。

「北海道東部の広尾町では キナンボウ、と呼んだりしているそうです。 キナンボウとは、「ア◯」という意味で、海面にボーっと漂っている姿から、そう呼ぶんだ、と聞きました。」:田岡篤人氏からのコメント。

これまた美味しい魚だそうで

寄せられた地方名は少なかったのですが、食味・調理に関するコメントを非常に多くいただきました。私は「一部の地域で好んで食べられている」くらいのことを予想していたのですが、完全にその上を行ってます。面白い内容ばかりでしたので、以下に提示しておきます。

「長崎県平戸市度島町 は「マンボウ」ですが、お隣生月島では「マンブ」です。 祝いの席(仏の方もだったかな‥)では必須です♪」「皮の下、身の部分は殆ど蒟蒻でした💦 湯引きですかね‥ 内臓が百ヒロかな‥? コレも湯引きで此方が高級品でした。」:福畑 敏光氏からのコメント。

「生月はマンブです。 大敷網で たまにしか取れないのですがゼラチン質の部分を心太みたいにして食べてましたね、どうやって料理してたかはわかりません🙏」:黒木 常雄氏からのコメント。

「以前、南紀辺りを旅行してた際に道の駅でマンボウの串焼きが販売されていたものを食べました。島豆腐のようなしっかりした豆腐のような食感だった印象です。」:下原 誠明氏からのコメント。

「刺身や胃?腸?の湯引きを食べたことがあります。寄生虫に注意が必要らしいです。 伊豆では普通に食べると聞きますし、静岡県内のスーパーで見かけた事もあります。」:松生 世紀氏からのコメント。

「昔はよく食べてました。烏賊と海老を搗き混ぜたように仄甘くて美味しかったです。」:國谷勝氏からのコメント。

「三重県紀北町のスーパーでよく売られていて先日も買って食べたところです。 肝和えも美味いのですが、肝をバター焼きにしたらフォアグラより美味しいと聞いたのでやってみたら絶品でした。」:嶋田 春幸氏からのコメント。

「東京に住んでた時に中目黒の回転寿司で食べた事ありますが、イカよりも淡白な味で、イカみたいな歯応えもなく(笑)。 鍋で食べると、凄く身が縮むそうな。」:河野 洋一氏からのコメント。

「内蔵が美味🤭特に肝ですね😆あん肝に匹敵するぐらい美味い😋ですよ😋基本ボイルです😊後、胃袋❓腸になるのかな❓そこも美味です😆」:寺井祐二氏からのコメント。

「長崎県壱岐市 《 マンブ 》 昔は軟骨をサシミにして、好んで食べてたけど、最近は市場に出ません。」:坂口博範氏からのコメント。

「僕が住んでいた唐津の島では定置網の漁師をしていました たまーに入るのですが刺身と味噌煮で食べてました 内臓は売り物なので食べることはあまりなかったけど食べたことない!と言ったら 譲ってもらい やばい寄生虫いっぱいのを処理して 焼肉みたいに食べました 刺身はナタデココ 味噌煮は米が何杯でも! 内臓は焼肉っぽくてミノ、センマイ大好きな僕からしたらいくらでもビール!でしたね」:木下潤一氏からのコメント。

「静岡県伊豆ではそのまま「マンボウ」です 身は少し、水っぽい感じですが刺身で肝を叩いて肝醤油で食べます 美味しいですよ 腸は「ひゃくひろ」と呼び綺麗に掃除をして湯掻き酢味噌で食べるか焼いて食べるのが一般的かと 普通にスーパーや魚屋で売っています」:スギモト ツトム氏からのコメント。

「マンボウは鮪漁船の船員時代から酢醤油でいただいています ホタテとイカのあいだ見たいな食感かな? 小型のマンボウは少し水っぽいですが1トン超えているマンボウは旨味が強くて美味しいです 😋😋😋😋😋😋」:湯本 正勝氏からのコメント。

「紀南の定置ではよく獲れるようです。身は刺身やフライ。腸も湯がいて食べますね。皮も美味しいそうです。」:田中圭氏からのコメント。

「石巻ではたまにスーパーに並んでたし寿司屋で出てきたりしましたがマンボウって書いてました。 ナタデココより柔らかいコウイカみたいな感じでもっと味がなくて酢味噌で食べました。」:石舘 亨子氏からのコメント。

コメントしていただいた方々(Facebookにおける登録名そのまま、順不同)
佐藤厚さま、福畑 敏光さま、黒木 常雄さま、下原 誠明さま、倉科 謙二さま、松生 世紀さま、國谷勝さま、嶋田 春幸さま、藤井 江治さま、河野 洋一さま、寺井祐二さま、坂口博範さま、田岡篤人さま、木下潤一さま、スギモト ツトムさま、田所康穂さま、村山 茂樹さま、湯本 正勝さま、Tom Juさま、佐々木 雅彦さま、田中圭さま、石舘 亨子さま

投稿者 土岐耕司 

原文作成日 2024年4月2日

※このページの情報は、Facebookグループ『WEB魚図鑑の部屋』に寄せられたコメントを基にまとめたものです。

WEB魚図鑑 マンボウ
https://zukan.com/fish/internal904

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